第6回「川越囲碁まつり」&「やさしいigo講座」

事業概要

「第7回川越囲碁まつり」チラシ
第7回川越囲碁まつりチラシ(PDF)

●主催

川越igoまち倶楽部・日本棋院小江戸川越支部

●開催日時

2018年10月27日(土)
①「やさしいigo講座」10:00〜11:30
②「川越囲碁まつり」13:00〜17:50

●場所

蓮馨寺講堂(川越市連雀町7-1)ほか

●イベント内容

  • 百面打ち大会(プロ棋士と囲碁愛好家との対局→事前申込制・有料
  • 武宮正樹九段と地元高段者との特別対局(囲碁インストラクター大澤摩耶さんによる大盤解説あり・見学自由・無料)
  • 公開対局:横浜ペアと川越ペアのペア碁対局(武宮正樹九段による大盤解説あり・見学自由・無料)
  • やさしいigo講座(初心者向け講座→事前申込制・有料
  • 小江戸まち歩き(観光ガイドの案内で蔵のまちを散策→自由参加・無料)
  • 棋士と参加者のふれあい交流会(武宮九段と川越市長のigoトーク、棋士への質問・色紙プレゼントなど→自由参加・無料)

●参加棋士・講師等(敬称略)

特別対局/大盤解説:武宮正樹九段
百面打ち大会:大矢浩一 九段、マイケル・レドモンド 九段、水間俊文 七段、安斎伸彰 七段、平野則一 五段、青葉かおり 五段、王唯任 五段、大澤奈留美 四段、金子真季 初段
※棋士の顔写真または名前をクリックすると、日本棋院のHP(棋士紹介のページ)にジャンプします。
公開対局:若手女流アマ棋士(横浜と川越の囲碁教室講師)と子ども棋士(同囲碁教室生徒)

大澤摩耶
大澤摩耶

開催趣旨

「川越囲碁まつり」は、市民と遠方からお越しいただく多くの囲碁愛好家の方々に、プロ棋士との対局を楽しんでいただくと同時に、蔵のまちの散策など、囲碁をしない人たちにもお楽しみいただける内容となっています。
また、初心者向けの「やさしいigo講座」では、「囲碁って、むずかしそう」と思っている皆さんにやさしくルール解説をし、奥深い囲碁の世界に踏み込むきっかけづくりをしたいと考えております。
川越igoまち倶楽部では、囲碁まつりを通し、多様な世代・広域の人たちが川越と囲碁の伝統文化に親しみ、交流できる場を創出し、地域活性化の推進と囲碁文化の普及を目指しています。

結果概要

<開会セレモニー>

主催者である川越igoまち倶楽部会長・関口一郎の挨拶のあと、来賓を代表して川合市長より挨拶をいただいた。その後は棋士紹介、武宮正樹九段の挨拶、百面打ちルール説明等を行った。

<百面打ち>

百面打ち
百面打ち

6歳~90歳まで、過去最多の133人が参加。市内はもちろん、埼玉県内各地、東京・神奈川・千葉・茨城、遠くは福島・福井からの参加もありました。棋力に自信のある囲碁愛好家に交じり、川越の親子囲碁教室の生徒も参加。また、昨年から交流の始まった横浜の碁会所からは、まとまって14人が参加しました。9人の棋士の丁寧な指導に、参加者は大いに満足した様子でした。

<特別対局>

特別対局
特別対局

武宮正樹九段と地元の囲碁愛好家の三面打ちが行われました。2人の女性囲碁インストラクターが大盤解説を務め、華やかな雰囲気に。宇宙流で囲碁ファンに人気の武宮九段の対局をひと目見ようと会場は立ち見が出るほど盛況でした。

<公開対局:横浜VS川越 ペア碁対局>

公開対局
公開対局

横浜と川越の囲碁教室対決で、若手女流アマチュア棋士と小学生がペアを組んで対局。大盤解説は武宮正樹九段、聞き手は大澤摩耶さん。武宮九段の軽妙な解説に会場は大盛り上がりでした。横浜・川越とも善戦し、引き分けとなりました。

<小江戸まち歩き>

小江戸まち歩き
シルバーガイドの説明を聞く参加者

観光ガイドの案内で蔵のまちを散策。天候に恵まれて観光日和となり、百面打ちの前後や家族連れが参加し、小江戸の風情を楽しんでいただきました。なお、午前中にまち歩きを楽しんでから午後のイベントに臨んだ棋士も数人おり、「囲碁まつり」と「観光」がセットの、秋のイベントとしてすっかり定着したようです。

<棋士&参加者のふれあい交流会>

ふれあい交流会
武宮九段と川越市長のigoトーク

武宮正樹九段と川合市長のigoトーク(対談)では、市長は囲碁をしないにもかかわらず対談を上手にリードされ、武宮九段のアドリブとも相まって会場は大いに沸きました。その他、参加棋士からの一言コメント、クエスチョンタイム~プロ棋士に聞いてみよう!、棋士の色紙プレゼントと盛りだくさんな内容でしたが、最後まで満足度の高い囲碁イベントとなりました。

 第7回「川越囲碁まつり」写真集