第10回「川越囲碁まつり」&「やさしいigo講座」

事業概要

「第10回川越囲碁まつり」チラシ
第10回川越囲碁まつりチラシ(PDF)

●主催

川越igoまち倶楽部・日本棋院小江戸川越支部

●開催日時

2025年10月26日(日)
①「やさしいigo講座」10:00〜11:30
②「川越囲碁まつり」13:00〜18:00

●場所

蓮馨寺講堂(川越市連雀町7-1)ほか

●イベント内容

  • 百面打ち大会:プロ棋士と囲碁愛好家との対局→事前申込制・有料
  • 小江戸まち歩き:観光ガイドの案内で蔵のまちを散策→自由参加・無料
  • 囲碁体験ひろば:初心者囲碁体験、自由対局、囲碁ロボット体験→自由参加・無料
  • 棋士と参加者のふれあい交流会:棋士への質問コーナー、棋士からの一言コメント&お楽しみ抽選会(色紙とお菓子プレゼント)など→自由参加・無料
  • やさしいigo講座:初心者向け講座(講師は川越igoまち倶楽部スタッフ)→事前申込制・有料

●参加棋士

金秀俊九段、桑原陽子六段、関達也四段、木部夏生三段、竹下凌矢二段、金子真季二段、河原裕二段、竹下奈那初段
※棋士の顔写真または名前をクリックすると、日本棋院のHP(棋士紹介のページ)にジャンプします。

開催趣旨

「川越囲碁まつり」は、川越市民の他、市外、県外からお越しいただく多くの囲碁愛好家の方々に、プロ棋士との対局を楽しんでいただくとともに、蔵のまちの散策など、囲碁をしない人たちにもお楽しみいただける内容となっています。
また、今年も初心者向けの「やさしいigo講座」を併催します。「囲碁って、むずかしそう」と思っているみなさん。やさしくルール解説をしますので、ゲームを楽しむつもりで気軽にご参加ください。
川越igoまち倶楽部では、囲碁まつりを通し、多様な世代・広域の人たちが川越と囲碁の伝統文化に親しみ、交流できる場を創出し、地域活性化の推進と囲碁文化の普及に貢献したいと考えております。

結果概要

<やさしいigo講座>

やさしいigo講座
やさしいigo講座
やさしいigo講座

午前中、囲碁初心者を対象にした講座を実施しました。4歳から62歳までの幅広い年齢層の10人の方にご参加いただきました。当会のスタッフがまずオリジナルの落語風紙芝居「囲碁とはどんなゲーム?」を上演して会場を沸かせたあと、大盤を使って基本ルールを説明、7路盤や9路盤を使った対局もしていただきました。 定例の親子囲碁教室も合わせて行いましたので、会場はとても賑やかになりました。
<参加者の声>
・学生さんが優しく教えてくれてすごく嬉しかった。楽しかった。お兄さん、お姉さん、ありがとう。(未就学児)
・囲碁は難しい、頭を使うイメージでしたが、すごく楽しくできたし、ルールがやっとわかりました。続けたいと思います。
・子どもが楽しく打てたようなので、参加して良かったです。

<開会セレモニー>

開会セレモニー(まるまるダンス)
開会セレモニー(棋士の方々)
開会セレモニー(囲碁紙芝居)
開会セレモニー(囲碁紙芝居)

初めに主催者である川越igoまち倶楽部会長・赤松岳の挨拶があり、続いて公務により欠席された森田市長のメッセージ披露、川越市教育委員会・新保教育長の挨拶がありました。その後、日本棋院常務理事・関達也四段の挨拶、棋士の自己紹介、来賓紹介、スケジュールと百面打ちルール説明等があり、最後に午前中の「やさしいigo講座」でも披露された囲碁紙芝居「囲碁とはどんなゲーム?」をスタッフが落語調で語って会場を盛り上げ、セレモニーを締めくくりました。

<百面打ち大会>

百面打ち
百面打ち
百面打ち
百面打ち大会の様子

4歳~89歳までの93人にご参加いただきました。市内はもちろん、埼玉県内各地、東京・千葉・群馬・静岡からの参加もありました。棋力に自信のある囲碁愛好家に交じり、今回初めて「子ども枠」を設けたところ、24人の子どもたちが参加してくれました。子どもたちの棋力は様々で、13路盤で打つ子もいましたが、桑原六段と竹下初段はとても優しく対応していただきました。対局後は棋士たちの丁寧な指導・説明に、大人も子どもも談笑する光景がみられました。
<参加者の声>
・先生と打つのが楽しかった。(未就学児)
・やさしく対局してくれてありがとうございました。(小学生)
・プロは強かった!プロになりたい。(小学生)
・棋士に勝てて(勝たせてもらったのかな?)、大満足!
・プロの力を思い知らされました。スカッとしました。
・さわやかな青年棋士に、とても丁寧に教えていただきました。
・指導碁、分かりやすかったです。
・いつもよく出る場面での対応など、とても参考になりました。
・今年も群馬から来ました。百面打ちが終わったので、これから川越観光を楽しみ、おいしいものを食べて帰ります。

<小江戸まち歩き>

やさしいigo講座
シルバーガイドの説明を聞く参加者

観光ガイドの案内で蔵のまちを散策。あいにくの雨模様で参加者が少ないのでは、と心配されましたが、昨年より若干少ないものの、多くの方々にご参加いただきました。参加者の皆様には、秋の小江戸の風情を楽しんでいただけたと思います。「囲碁まつり」と「観光」がセットになったイベントとしてすっかり定着したようです。
<参加者の声>
・川越散策は、江戸や大正にタイムスリップした感じで、楽しかった。

<囲碁体験ひろば>

やさしいigo講座
自由対局を楽しむ囲碁ファンの方々
やさしいigo講座
囲碁ロボットを体験

今回、新しい試みとして、初心者囲碁体験や自由対局、囲碁ロボット体験ができるスペースを講堂前の広場に設けることを企画しました。残念ながら雨のために規模を縮小し、場所をテント内と講堂内の一室に移して実施しましたが、熱心な囲碁ファンにご参加いただきました。特にAIを搭載した囲碁ロボットは大人気で、整理券を配布しましたが、子どもだけでなく、大人の方々にも体験していただけました。
<参加者の声>
・せんちゃんロボットや先生とうててたのしかったです。(小学生)

<棋士&参加者のふれあい交流会・閉会セレモニー>

ふれあい交流会
交流会(ジャンケン大会)
ふれあい交流会
交流会(色紙プレゼント)

恒例のクエスチョンタイムですが、今回はあらかじめ棋士の方々に複数の質問を送り、選んだ質問と回答を送ってもらい、参加者に4択で正解を当ててもらうクイズ形式にしました。当然正解者が多数出るので、棋士とジャンケン大会で最後に残った1人に色紙とお菓子をプレゼントしました。その後、棋士の方々から一言ずつコメントをいただき、くじ引きで色紙とお菓子を当選者にプレゼント、大いに盛り上がりました。
閉会セレモニーでは、お手伝いいただいた市内の星野学園中学・高校の囲碁部の生徒さん4人からコメント、スタッフ代表のコメント、齋藤副会長の閉会挨拶があり、囲碁まつりはお開きとなりました。
<参加者の声>
・最後の交流会は盛り上がりましたね!棋士の素顔に触れ、身近な存在になりました。
・このような楽しいイベントを毎年企画・運営していただき、川越igoまち倶楽部のみなさまは、とってもパワフル!ありがとう!お疲れ様!
・川越の街は、街起こしエネルギーがすごい。お寺を囲碁まつり会場として貸し出しているのも素晴らしい!!
・子どもから学生、ベテランの方まで、たくさんの方と指導碁や交流を通して楽しい時間を過ごすことができました。川越igoまち倶楽部の皆様、運営に携わってくださった皆様、そして雨の中お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。(金秀俊九段)

 第10回「川越囲碁まつり」プログラム
 第10回「川越囲碁まつり」写真集