第1回「川越囲碁まつり」〜プロ棋士と対局・百面打ち!

事業概要

開会式(右/関口会長、左/川越市長)
開会式(左/川越市長、右/関口会長)

●開催日

2012年3月31日(土)

●場所

蓮馨寺 講堂(境内での実施を予定していたが、雨天のため変更)

●参加人数

約400名

実施体制

①実行委員会

日本棋院との事前交渉により、全面的な協力の確認を得て(※川越を囲碁普及のモデルケースにしたいとの意向)、2011年12月に『川越囲碁まつり実行委員会』を設立しました。会長・副会長・事務局と委員の9名で構成。会議には実行委員の他、日本棋院・日本棋院埼玉県支部連合会・地元有志の方も参加し、活発な議論を展開しました。

②スタッフ

『川越囲碁まつり』は、地域活性化の観点から組み立てた参加体験型企画のため、実行委員の他にも、スタッフや協力者として、以下のとおりさまざまな人がかかわりました。

会場を設営する高校生チーム
会場を設営する高校生チーム
  • 会場設営:県内公立高校の引率教師と囲碁部生徒で構成する高校生チーム
  • 来賓接待:お茶の先生をチーフとする女性チーム
  • 受付・誘導:大学生を含む若者チーム
  • 飲食手配:他のNPOと連携
  • まち歩き:シルバー人材センターの観光ガイド、小江戸塾
  • 展示物:日本棋院、囲碁川柳の会

実施状況

百面打ち
百面打ち
会場入口(蓮馨寺)
会場入口(蓮馨寺)

3月31日(土)の午前9時に、実行委員およびスタッフ総勢50名余が会場に集まり、役割分担表に基づいて準備に当たりました。当日は午後から雨との予報が出ていたため、境内での開催を諦め、講堂の1階・2階を使用することとし、レイアウト図に沿って会場設営しました。特に、机の移動は、高校生や若者が大活躍しました。
受付は混雑が想定されたため、事務局と受付担当者が事前にシミュレーションしたことで、速やかに対応できました。
当日は、準備万端整え、桜の下で参加者を迎える予定でしたが、春の嵐に見舞われ講堂で開催。にもかかわらず、百面打ち参加者は殆どキャンセルがなく、見学者も1階(百面打ち大会)と2階(特別対局・公開対局)の会場に溢れるほどでした。「最多のタイトルを有する看板棋士の、特別対局だけでも見学したい」という人も、相当数みられました。

百面打ち
百面打ち
子ども棋士対局
子ども棋士対局

併催したまち歩きは、風雨が強まり一部を中止したものの、川越の魅力の一端を楽しんでいただきました。「もう一度来て、ゆっくりまち歩きをしたい」との声も寄せられています。そして、心の唄コンサート、棋士の色紙をプレゼントするお楽しみ抽選会など、ほぼプログラムどおりに実施いたしました。
参加者からは、「とても、良かったよ!」「来年もきっと来るよ!」「来年は、満開の桜の下でやりましょう!」といった、応援や再開を望む声を多数いただきました。

心の唄コンサート
心の唄コンサート
のぼり旗

このように、『川越囲碁まつり』は、荒天にもかかわらず大盛況にて無事実施できたことに、日本棋院や来訪者から驚嘆の声が上がっています。参加者・主催者・スタッフ・棋院関係者等、かかわった人たちにとって満足度の高いイベントとなりました。

今後の展開

囲碁をテーマとし、川越に新たな伝統文化を育みたいと企画した“ふれあいイベント”の『川越囲碁まつり』は、年配の男性だけでなく、子どもや女性、大学生や高校生などへの広がりがありました。
今後は、活動の継続・発展を目指す上で、少しずつ若者にバトンタッチしていくことが必要と考えます。さらに運営体制を整備し、本企画が、地域活性化の一環として川越の恒例行事となることを目指します。

 「アルバム(写真集)」はこちら(PDF)
 「活動のご案内」のページに戻る